未詩・独白
こと・きり/
クリ
広くはないけれど木を一本植えるくらいの余地はある
桐を育ててみることはできるだろうかと考えた。50年後のために
それまで生きていられる見込みは薄いし、その桐の木から琴を作ってもらう術さえ分からない
けれど向こうで姉に会うときにはこう言えたらいいと思う
ゴメン、嘘ついた、だから、これ
と
琴・事 切り・桐・きり 事切れ
Kuri, Kipple : 2004.06.25
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