一行詩(十編)/
板谷みきょう
来る者を疑い去る者は追いまわす
破れた夢の切れ端に いつかの月
そは果物、獣、何者ぞ?跡を踏まず求むるを極めよ
問うも語るも一知半解 ダメだこりゃ。
矛盾順守の意識だらけで自己欺瞞
天火に轟く合縁奇縁と石の声
社会性の喪失か放棄してる社会性動物だわ
闘う相手が違うのに何故仲間内で殺し合うのか
いやはやなんとも 風の中 さりげなく 着ぶくれて冬羽織
うそ臭くても気障でも奇麗事でも構わない
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