(/板谷みきょう
 

深まる夜に ぼんやりと月 すっきりと月

睡魔と闘うしかないのだ 人生の先輩

たとえば 心を込めたおもてなしには 裏もなし

満たされる訳も無かろうに 夜食べて

言い訳だけで生きてるのも構わないけれど 雪

老木は動かず若い芽の息吹きに狐道に迷う

正義は悪と対立するのではない正義と対立するのだ

陽の翳る難儀に煩わしくも有り難い雲の流る

忘れてしまえば、許される訳もなかろうに

一期一会に支え合い他生の縁で結ばれる是好日
   グループ"一行詩"
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