一行詩(十編)/
板谷みきょう
地獄の中の九尾狐 極楽を知らず
ギリギリで見切る者は すれすれに見限られる
そろりそろりと のんびりと生きて来たのは本当だけど
依存でも 中毒でも 構わない 水や空気でも
晴れない気分に、あがらない雨は無い
極めて練る 全てではないけれども
パソコンの ネット接続できず 黄水仙
ご利益を求めず悪縁良縁 招き迎える一期縁
理想と現実、肉声の限界と時間配分に悩みながら挑む。
極楽蜻蛉の地獄巡りか 夏模様
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