俺はトラックの運転手なのだ〜2/純太
 

物へ今一度尊敬の念を持たなきゃいけないのだ

でもそんな因果応報で今年  やりそうだな なのだ
気持ちかなり入れ替えても
苦い果報は寝て待った後にやってくるのだ
それが人生なのだ

俺はトラックの運転手のくせに言葉を紡ぐのだ
高速道路のパーキングエリアに止まり
フランクフルトを食べジョージアを飲みながら
携帯電話に言葉をピコピコ打つのだ
他人は俺の言葉の放列を
幼稚だとか まとまりがないとか
言葉を知らないとか 計算がないとか
綺麗過ぎるとか 暇人とか
色々と言ってくれるのだ
でも俺は孤独なトラックの運転手なのだ
人に読んでもらいたいから書いてもいるのだが

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