カルネヴァーレ/nm6
 
ったグラスのからんからんと、目を閉じれば暗くなって、目を開ければ光る一弦、雨の自動車、自動車、一台二台荷台、一弦二弦次元。透明で光る、たよりない光る、狂おしいほどにっこりな曲がきこえる。

狂おしいほどににっこりな、

――カルネヴァーレの模様でした。
 
 

 
 
てっぺんの通過点で、
つつく、皮膚疲れて、
さあ宙に浮いて、手、
ILL。声、をかけ、
てみたり、引いてみ、
たりぼくはおびえて、
いる。きみは笑って、
いる。

コーヒーの苦味、苦味がぼくを、存在、目覚め、鼻から抜ける、切ないもやもや空気通り抜けさせる、ブラック、ジョーク、ジャック、パワー
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