パーチー/モリマサ公
なまぬるい水道水がでてくるように
母の
セリフめいた会話にみえかくれするようになったやさしさ
ささくれ
父の所在
定点カメラから送られてくる映像
兄弟のマグあるいは祖母のゆのみ
あるいは先祖たちの放つ気配 ゴースト テクノロジー ケーブル
ひきこまれて束になる
青い空
開きにくいまぶた
死んでほしい人満載の電車になだれ込む群れ
信頼という磁場
真逆の行動を支えている理論としてのラブアンドピースとそのブレ
革命後も続いていくゲームのルール
勝敗をもたないサバイバル
イリーガルなバイブル
だれだかしらないがにじのようなだれかに
ティルマンスのピンぼけみたいにぴったり
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