パーチー/モリマサ公
たりと寄り添い目を閉じる
肺に溜め込んだマークロスコの空間
「不安ではないという言葉に付随する安心感」への不信
エクリプスシティにおける約束やそれらにしたがう影
ハッブルにみえている地平線の加速度
食による電波障害の静けさで凪ぐ画面
あらゆる場所でおこるアイポッドの静電気
という現在
いつも飲んでいる飲み物のペットボトルのへこみ
かばんの中で音を立てて液体がゆれています
抱きしめられているみたいに骨や皮膚たちがよじれ
そのままの姿勢で目的地に向かうそれぞれの感覚
愛すべく変態たちの口から咀嚼されていく食べ物の正当性
カッターの刃のうすっぺらさとその固さをみつめる存在を問う
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