雪眠る/モリマサ公
あのころも今もおなじ
もっとずっと未来からみれば
すぐそこにある未来だってやっぱそうだね
ほそい骨が虹のようにすこしずつのびていく
メモ
大好きな女の子にキモイとおもわれても
プレゼントとしてえらばれるようなポエムは
ブックオフで100円になっても
ゴミ処理場でもやされるか
裁断機でこまかくなってトイレットペーパーで復活するかしても
ポエムをやめなかった
なぜならポエムには意志がないから
自分からポエムになることもないし
やめることもなかった
おい
ポエムなんて気楽なもんだよ
水道橋の駅にある屋台のおでん屋でくねくねしな
[次のページ]
前 次 グループ"コピー"
編 削 Point(9)