ヤンについてのエッセイ/虹村 凌
だよ」
女「うん。」
男「俺の事、好き?」
女「うん。」
男「好きって言って」
女「好きだよ(はぁと」
男「うふふふふふ」
女「そろそろ起きる?」
男「もう少しこのまま…」
女「でもトイレ行きたいなぁ」
男「じゃあキスしてから…」
ちゅううううううううううううううううううう
…起きるに起きられん状況になってしまった。
俺はこの後、15分ほどトイレを我慢し、起きたフリをした。
ヤン、愛すべき友よ。
俺がキレなかったのは、一重にオマエの雰囲気だ。
初めての彼女、出来てよかったね。
初めての彼女じゃなかったら、俺はキレてたよ。ねぇ?ヤンちゃん。
ヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!
今も我が心に!
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