或る夏の日/虹村 凌
そう言えば、書こう書こうと思って、ずっと書いてなかった話がある。
思い出した。そして時間があるので書いてみる事にした。
一昨年の夏に、岐阜に行った時の事だ。
…が、その前に、面倒な人間関係を説明しなければならない。
先ず、俺。1985年生まれ。
このエッセイの主人公。どうしようも無い駄目男。
そして、A。1984年生まれ。同級生。
友達の恋人であるが、俺が惚れてちょっかいを出す。
二人でちょくちょく遊びに出かけていた。
Y。1988年生まれ。(だった筈。
元々は、メル友だったのが、電話したり、なんかしてるウチに、
恋人みたいな感じになっちゃってた。
…ごめん
[次のページ]
前 次 グループ"自由人の狂想曲"
編 削 Point(5)