エゴ・エリス? 私の愛する方は、 自分の庭、香料の花壇へ 下って行かれました/PAULA0125
よ
貴方が神の腕の中で 眠る床
そこは私が 蝦夷菊を植えたところ
うきよの全てを忘れて お眠りなさい
朝 太陽が昇ろうと そこは安寧の闇
夜 月が隠れようと 溢れる希望の光
私を愛する 修羅の道行く我が恋人よ
私を送り出してくれた あの花を
もう一度私に大霍香薊(あげらたむ)の寝台を
その花に託された 花言葉(いのり)と共に
空を舞い 駆けていこう 愛と共に
そうして我らが 再会した日
その日こそ歓びの日
感謝を歌おう 楽聖と共に
我らの愛を 誰もが歌い
我らの愛を 誰もが祝い
秘跡(さくらめんと)は我らを 祝福し
あの世の誰よりも 我らは幸い
この世に
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