【批評祭参加作品】批評もそこそこに現代詩の先行きが不安だ/KETIPA
 
事態は悪くなると懸念しています。クラシック音楽もおれから見ると似たような状況で、一部の有名曲ばかり何度も取上げられて、その一方20世紀の作曲家なんぞ滅多に省みられない。詩をプッシュするにしたって、中原中也とか萩原朔太郎とか、いつまでたっても近代詩どまり。別に中也がダメというわけじゃいけども、中也よりタヒさんのほうが性に合うという人をたくさん取りこぼしてしまう。で「詩ってつまんねー」というネガティブイメージを受け取ってはいさようなら。不幸なことこの上ない。

 正直、現代詩フォーラムのカテゴリ別新着見てても、自分に合った作品なんていきなり見つけられませんよね。玉石混交過ぎて。適切な音楽レビューが
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   グループ"第4回批評祭参加作品"
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