【批評祭参加作品】批評もそこそこに現代詩の先行きが不安だ/KETIPA
 
ーがマイナーなアーティストに光を当てる如く、適切な現代詩レビューによって新規読者を獲得して行かないと、現代詩は今同様細々とやっていくほかないでしょう。たまたま新着作品を見た時に、性に合う作品が見つからなければ、「なんだ大したことねーな」といってリピーターにはなってくれないでしょう。

 今マイナーなインディーズバンドとか海外のマイナーアーティストとかに興味を持つ人が増えつつあると感じてるわけですが、それを知るきっかけは、統括的なレビューサイトなり専門誌なりに多数の選択肢が提示されてて、これちょっと聴いてみようかな、と、そんなもんでしょう。現代詩のさまざまなタイプの作品をレビューっぽく網羅的に紹
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   グループ"第4回批評祭参加作品"
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