【批評祭参加作品】停滞が継続していくこと。/いとう
 
ゃないの?って。


「どこにあっても詩は詩でしかない」というのが持論のひとつで、
それは結局「どこにあるか」で判断されるべきものではないということで、
「ネット詩」なんて言葉が生まれたのは、
「どこにあるか」で判断されてきた経緯の結果であって、逆に、
「ネット詩」なんて言葉が残っているのは、
それが続いているのか、あるいは、
(ネットで詩を書いている人ではなく)ネット上の詩を気にしている人が、
それがもう終わっていることに気づいていないのか、
あるいはもっと別の、何か別の要因なのか、
なんだかそれはわからない。
さっき書いたように個人的には「ネット詩」なんて言葉は

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   グループ"第4回批評祭参加作品"
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