批評祭参加作品■鏡の詩「フィチカ」/Rin K
 
読んだときに感じた。それはきっと、そのとき自分がある人から受け取った言葉に悩んでいたからであろう。その言葉は厳しく、冷たいものであった、この詩の表情も、同じように厳しかった。天狗のお面で言うと、こちら側を穴のあくほど見つめているという感じである。そして、「悩みの種であるその言葉の真意を考えろ」と語ってきた。

>雨の言葉がわかる人だけ、
>雨を愛する人にだけ、
>フィチカは笑みを返してくれる

もちろん詩に説明がなされているわけではない。自分の心の奥底に潜んでいたレジリエンスを映し出し、それが語ったまでだ。
寄せられたコメントを見てもそうだが、この詩を「あたたかい」と感じる人もい
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   グループ"第3回批評祭参加作品"
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