【批評祭遅刻作品】殺し、やわらかい雨の中で(山茶花オクリ讃1)/渡邉建志
で繋がっていて、でもそこでは多分しっかり噛み合っていて、その時の会話の時は一瞬だったほどだったろうと思うのだった。
わたしは転載をする。読み終わってもう十分であればその後に続くだろうわたしの感想文など読まなくてよいと思うし、たぶんそのほうがいいのだと思う。わたしはただこの作品をまず読んでほしいし、おまけとしてわたしを、この作品を通して生き直したいけれど、それは二次的な欲求に過ぎないので。わたしは多分淀川さんになりたかったし、わたしは多分今でも淀川さんになりたい。詩の前と後ろに出てきて、興奮しながら映画の一シーンを、(たった一シーンを!)、興奮してどもり詰まりしながら「見ましたか、ジョン・
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