「名」馬列伝(3) オースミダイナー/角田寿星
 
(エムアイブランの15着)。正直、出走表で彼の名を見つけた時の衝撃は忘れられない。
ただシーズン終盤でさすがに疲れたか、赤レンガ記念、道営記念と連続でシンガリ負けを喫した。
11歳は5戦1勝だが、その1勝が、値千金の瑞穂賞3連覇。
明けて12歳。初戦の瑞穂賞、8番人気の低評価を覆し、なんと同一重賞4連覇。しかも9歳から12歳にかけての勝利で、こんな馬ほんとに見たことない。
そして2戦め。6月15日、北海道スプリントC(G3、D1000m)。実は彼、これが4回めの同レースへの挑戦であり、過去7、6、4着という成績。
1番人気は大井の快速馬、一昨年の覇者で、このコースのレコードホルダ
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