超真理男兄弟[場面1−1]/国産和風モモンガ
 
ちがいまだに現役でパソコンの前とかに向かっているからこっちはもうどうしようかたじろいでしまうよな、ていうか卑怯だよな、経験がものを言う仕事って卑怯だよな。そりゃ何回も何回もゴールしていれば触感というか、手の抜きどころとか集中ポイントなんか分かってラクチンだろう。
 けどそんなんじゃつまんないし、そこまで行ったらもう、後は飽きるしかないんだと思うのは、まだ第一章のゴールにすら辿り着いていないからだ、行くぞ、前進。
 わたしは別に詩の話をしているわけではない。詩のことが書いてあるかのように書いているだけで、こっからそのことを念頭に置いて読み直して、いろんなところが文章作法的解釈を喚起するとしても、
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