超真理男兄弟[場面1−1]/国産和風モモンガ
思うと頑張れるよね。眠くなったり集中力が途切れたりする時もあるけどでも頑張らなくちゃと思う。
とはいえそれはずっと先の話だ。もっとずっと遠くの。ここからだとその片鱗すら見えないし。やめちゃったほうが楽じゃん、とか思ってしまうし。でも進まなくてはならないのだと自分に言い聞かせてみるのはそのほうがかっこいいしモテるし何よりもう今では生活の一部だから。しょうがないのだ。前進あるのみだ。たとえどこかで取りこぼしがあったとしても仲間が次々に倒れていったとしても。
前は勢いよく飛び出して死んでしまったから少しゆっくりと進もうと思う。焦ることはない。記録よりも記憶だ。すごい人は上に何人もいてその人たちが
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