ことばのさんすう・1/れつら
今回はタイトルにもあるように、時折算数を引き合いに出す。何故なら、僕は算数が苦手だからだ。通れない場所に隣接したほうが、通れる道は明瞭になる。僕が自信を持ってできるのは、せいぜい四則演算の程度なので、これは中学生くらいなら全員出来ることだろう。時折出来ない範囲の話も出てくるだろうが、それは出来ないということを確認するために過ぎないので、ひとまずは無視してもらっても構わない。
では、はじめよう。
まず、ひとつ、ということについて、考える。
ひとつ、というのはどういうことだろうか。
1+1=2
これはおそらく、全日
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