LIVE LIFE/石畑由紀子
“ヤラセか、その瞬間を狙っていたのか”と責めたてられ
キャパは口を閉ざしてしまった
頭に被弾した兵士の写真 真相は闇の中
やがて彼の肉体もカメラとともに地雷で散った
病弱の祐三は自分で絵を完成させることが出来ず
多くは妻によって加筆されていた
パリの冷たい雨に打たれ
身も心も壊して精神病院の一室で三十の最期を迎えた
“悲劇的な人生はロマンティックなのよ、
それが他人の人生ならね・・・”
サリーの考えは多分当たってる
チャーリー・ブラウンは腑に落ちない様子だけど
誰かの嘆きも あなたの痛みも
正直言えば私の身にはしみない、私の痛みが結局は誰の
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