Confessor/yozo
 
気付けば
キミという容れ物は
随分シックリと履き込んだジーンズみたいになっている
もう濃紺が洗う度まわりを汚すことはない
全てをアイ色に染めたりはしない
誰かが迷惑そうに見る様子も無いと知る
心持ち長かったレングスにしても
道路に擦れてボロボロに黒く縮んだし
きつすぎたウエストは
一番上を掛けなきゃいいのかと気付いたから
とっくに原形を無くし
キミだけのモノになってしまったので
泥のように1日を過ごすにはベストです
与えられる幾許かのこれからを
消化するには必須です


先に向かってくイメージを
僕はただの空想だと思ってた
長過ぎるちっぽけな助走レーンを

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