散文詩「パラダイス イン ミヤコ」/アハウ
う50歩で着く。
もののあと2・3歩で光が海の光が・・・」
木々の
生い茂る
南洋のジャングル
木漏れ日と
鳥達と
生きとし生けるものと
今 私が踏みしめた
石ころも
私が見たように(そのように)
彼らも全て
私を見ている
ああ 待っていた
長い間
待っていた
あの
真の野性が
我らの体
通し
蘇る
もう 日射しに溢れかえる
あの
輝く
海の
光が見える
キラキラ輝く
光が見える
宝石のような海の光が
このまなこに飛び込む
光
光
そう
私
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)