「詩を 想う」/わら
ゆらされつづけるのです。
そして、また、わたしに至っては、
「孤独感」というものも、くせものです。
ソレも、こころといものの底から、
伝わり、はいりこんでくるのです。
もはや、本来あった、自分の「こころ」というもの、それ自体さえ、
なににとれわれ、つき動かされているのかさえ、
わからなくなってきます。
体感という、外からの伝わりと、
孤独感という、内からの侵食に、
わたしの こころは、ゆらされつづけているのです。
もはや、こころは なに想うているのかも、
己では、わからなくなるほどに。
ワタシというものの 本質たるものを、
つきつめ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(6)