「詩を 想う」/わら
 

ゆらされつづけるのです。


そして、また、わたしに至っては、
「孤独感」というものも、くせものです。
ソレも、こころといものの底から、
伝わり、はいりこんでくるのです。

もはや、本来あった、自分の「こころ」というもの、それ自体さえ、
なににとれわれ、つき動かされているのかさえ、
わからなくなってきます。

体感という、外からの伝わりと、
孤独感という、内からの侵食に、

わたしの こころは、ゆらされつづけているのです。

もはや、こころは なに想うているのかも、
己では、わからなくなるほどに。



ワタシというものの 本質たるものを、
つきつめ
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