「詩を 想う」/わら
 
しれませんが、
すくなくとも、わたしはそう思います。
すくなくとも「愛欲」は・・・

肌のぬくもりほど、こころを ゆりうごかすものはありません。

限りなく 愛に近い唇ほど、 こころにしみるものはないのです。


だからこそ、
くるしい。

かなしい。

くるおしい。


こころは、しめつけられつづけ、
欲なのか、  真心なのかと、
己を責めつづけ、苦悩するのです。

こころを、
純粋な まごころを、 と
思えば、思うほどに。

肉を伝わる、
その「酒」の、
「愛欲」の、

体感の まがまがしさに、
しみいる衝動に、

想いは、

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