「詩を 想う」/わら
ら・・・
酒、 そして、
ふれあうこと。
わたしのこころは、 肉という器の上にのっています。
それも、また、わたしの本質です。
こころは体感により ゆりうごかされるもの。
かなしいほどに そうなのです。
わたしのように、「本質とは なんだ?」と つきつめつづけた人間にとっては、
真実であるように思います。
かなしいほどのです。
人というものを語るのであれば、
季節を重ね、大人となっていく「人」というものを みるのであれば、
「酒」と「肉欲」というものは、
避けては通れぬようにさえ思います。
たしかに、 それぞれによるのかもしれ
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