脱・偏り〜風呂場における「間違い」の考察より/もち子
ようになった。以前、ちゃんとケイト専用の黄色のボトルの洗剤を使って、洗濯機はドライコースで洗ったんだけれど、なんだか気に入らなかった。お気に入りのカーディガンをグルングルン脱水されるのがどうもダメらしい。人には一つや二つくらいおかしな所があると思う。それが私の場合、洗濯機によるニットの脱水だったというわけだ。
一つずつ順に洗う。ふと思った。もし洗い方がわからなくて洗う手順が違ったら。私はありがたくも、親から習っていたけれど,「習っていないからわかりません」だったら?習うということは、いままでのやり方を受け継ぐということだ。受け継いでいないやり方でも、奇麗になる方法はある。それは、今までと洗う
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