コスモス/keiji
いたり、
彼女の枕で昼寝をしたり、彼女の弟とオセロゲームをしたり、
おしゃべりをしたりした。
帰り道、彼女は近くの駅まで送ってくれるというので、一緒に
近くの駅まで、歩いていった。
「ありがとう、ここでいいから」
僕は、言った。
「次の駅までいきたい」
彼女はいう。
その駅は、彼女が通学で使う駅でもあり
僕たちは、その駅につながる川辺の道をよく散歩していた
そして、お互いの夢を語りあったりしていた。
駅のホームから改札口を出て、バイクが待っている駐車場へ行こう
としたとき、彼女は
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