荒川洋治を読んでみる(一)『水駅』/角田寿星
か)さ」を感じていたのかもしれません。
30〜40年くらい昔は、北朝鮮は新しい未来を体現する理想郷であり、独裁制から脱却できてない韓国が悪者だったそうです。しかも読売系のマスコミが、そのPRにいちばん熱心だったとか。今じゃ読売が北朝鮮批判の急先鋒だもんな。なんか隔絶の感がありますね。
ところで、この詩に限らず、荒川の詩には荒川独特のことばや語法がここかしこにちりばめられています。そこら辺りを、なんとか解釈やら解説やらやってみて、解読の助けとか、語彙を広げる努力とか、そんな足しになったらいいな。
「半歳のみどり」…年々歳々ということばもあるように、半歳は半年の文語的表現。意味を言葉通り
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