小説「みどり」(あをの過程さん)についての長い感想/ふるる
あるから。)
さて、そんな期待感を胸に秘め、読み進めて行きますと。
家の重々しい描写に続き、場面が急に変わって、
わーい。早速「みどり」さんの登場です。美しげだ〜。しかもベッドで寝てる〜。
と思ったら、すぐにまた場面は元通り。ここで作者の得意とするカットバックの効果についてうんぬんするのはまどろっこしいので
各自考えてくだされ。
とにかく、色々な期待感を持たせつつ次の章へ・・・。
みどり(2)
この章では、バスが札幌ターミナルから終点へ行くまでのことが淡々と綴られています。
バス停の名前、乗客の描写などが、主人公の見たまま、感じたままが、丁寧すぎるほどに描かれています。
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