小説「みどり」(あをの過程さん)についての長い感想/ふるる
ん、ついにデビューですね・・・。
その一方で、寂しい、世界の終わりみたいな風景のところで、主人公は何かを見つけたようです。
こういうところでしか、見つけられないものを。
ただ、ここを物語のクライマックスにはしたくないし、作者もしてないんじゃないかなあと思います。
みどり(9)
この章で終わりです。少なからずショックだった私です。だって登場人物に、お別れしがたいほどの肉感が
あるんだもの。
でも、わー、白い部屋だって。白、ですよ。なんか全体、くらーい感じだったのに、白、だって。
洗濯物もはためいています。廊下も明るいし、あったかいし。これでもかくらいの、明るさのある描写が続きます
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