無題/---
人を改めて愛することができたとき
俺は文語にもなれる
*
かっかかかかかか渇水してるんです\だからリターンキーは引っ剥がした\もうそこを押すたび行を変えて改めようとはしない\俺は繋がっている\長々と一文で\どこまでもどこまでも切り離れない\俺は吃音\だからAから始めてンで終わることも覚えた\教会じゃ嘘でも罪でもアーメンでケリをつけるように\ぽっぽっぽっぽ\いまや空白が殺し文句なんだよね\(チラシの裏のメモみたい!)\感慨無量の沈黙音楽(さあ、改行様のお出ましだ!)
大雨の街道抜ける自転車の群れ
跳ねた水玉が(チチチチチチチチチラシの裏みたい!何百枚も紙吹雪!)さ
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