詩って・・/広川 孝治
ういう絵は、その「不愉快でない」と言う部分が大切なんだそうだ。
何かを理解しようと、理屈で考えるのではなく。
何を感じるか。
それが大切なんだとか。
で、
この絵は、良い絵だったらしい。
他にも色々と解説してくれたが、さっぱりわからなかった。
とにかく、ぱっと見たときに、大勢の人が不快に感じるのではなく癒されるように感じるように、絵の具を塗りたくるのは、簡単なことではないだろう、と言うことだけは理解できた。
それが才能、センス、と呼ばれる、あやふやなものに立脚していることも。
詩、と言うのも、それに似ているのではないだろうか。
言葉と言う、いわば絵の具を塗りたくり、
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