他人の畑と自分の畑/腰抜け若鶏
する異性がいる場所、それが他人の畑。
人をランク付けするなんてとんでもない、という人はいるかもしれないが
私は経験上そんな現実が確かに存在すると感じている。
自分より高い畑にいる異性は確かに美しく見えるかもしれない。
あるいは憧れさえ抱くかもしれない。
けれど、実際に付き合ったらギクシャクして窮屈な思いをするのが目に見えている。
自分より低い畑にいる異性は魅力的という言葉からは程遠いかもしれない。
あるいは一緒にいるのさえ嫌かもしれない。
実際に付き合えば多少のワガママを言っても聞いてくれるかもしれないが、
年とってから離婚届に印を押してとか言われるかもしれない。
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