視覚詩のお勉強 ステファヌ・マラルメの詩について/ふるる
 
ルメは自己の虚無感にさいなまれ(これは世紀末にはやるものらしいけど)、言葉を含める全てを「空しい」と感じていたそうですので、つまんねーなというよりは空しいな、かな?)
それで、どうしたかというと、言葉に新たなる価値を見出したということなのかな。
例えば「りんご」は「記号としてのりんごという言葉」だけど、「り・ん・ご♪」といういい感じの響きを持っているじゃないかと。あるいは見た目もいいじゃん。
それから、「       りんご       」と書いたとき、りんごの前後にある空間に、
りんごだけでは語られない何かを生み出すことができる、(読み取ることができる)
あるいは
「宇宙      
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