視覚詩のお勉強 ステファヌ・マラルメの詩について/ふるる
 
意図を抱きました。(25歳の時)」
(7)とか、
「私は「音楽」を作っているのですが、私がそう呼ぶものは語が幸福感をもたらしながら近づきあってゆくこと(これが第一条件なのは言うまでもありません)から抽き出される音楽ではなく、言葉の幾つかの配置によって魔術的に生み出される彼方であり、そこにおいて言葉はピアノのタッチのように読者との具体的なコミュニケーションの方法の状態にとどまっているのです。(51歳の時)」(9)とか、
「冴え冴えと輝く星座、それは個人の意志とは無関係な「純粋」な「関係」そのもののイマージュである。星座としてのテクスト、それこそマラルメの夢見たものではないだろうか。」(8)

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