視覚詩のお勉強 ステファヌ・マラルメの詩について/ふるる
 
を考えるってなり、結果として意味は分からなくなってしまうけど、きっと動きや佇まいは、配置の仕方で分かってもらえるはず。
実際、「骰子一擲」は意味不明でも動いてる感じ、自由な感じ、素敵な感じがするんです。マラルメがナビ派を推していたのも分かる。ナビ派は、何が描いてあるかより、色と形の組み合わせが重要なんだっていう派だったから。
ただ、ベストな組み合わせって何?どうやるの?については、作者の感覚としか言いようがない。しっくりくるとかこないとか。だから理解してもらうのは難しい。
これ理解するまでに15年もかかった(笑)イラストに興味を持って、本気で真面目に4年くらい取り組んだから分かったことなので
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