視覚詩のお勉強 ステファヌ・マラルメの詩について/ふるる
ので、何がどうつながるかは分からないもんです。
(2022年、さらにマラルメについて補足)
最近、『編集の提案』津野海太郎、宮田文久編 ?黒鳥社2022 を読んで、マラルメについて大変興味深い文がありました。
マラルメは「世界の書」というものについての構想があり、初めは世界中のことが何でも書いてある一冊の本、という感じだったのですが、しまいにはとあるパフォーマンスを「世界の書」として、20冊くらいの綴じてない本を、何人かで年何回かに分けて朗読する、というイベント?を、全国民でやる、という風に考えていました。もちろん実現はできなかったけれども、今のインターネット上での色々が、それを少し
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