騙された(;´Д`)〜雑記〜/ポロリ
詩の批評には重大な欠点がある。それは、「リリック」である。詩を「インスピレーションの原風景」と考え、詩から価値を排除して、それでも残るのが、「リリック」であろう。つまり、この「リリック」こそ詩にとって不可欠な要素で、そして詩の本質部分だということである。
私は、長らく、これを否定し続けてきた。自分的に。文章中で否定したことは一度も無いが、意識として否定していることは誰の眼にも明らかだろう。普通の詩人(詩人に普通がいるかどうかは微妙だが)は、詩人ゆえに、本能的にそれを理解しているのだろう。だから、リリシズムむんむんの詩がお好きなのだろう。はっきり言うと、私には理解できない。リリックの意義も今もっ
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