騙された(;´Д`)〜雑記〜/ポロリ
うな、まぁ、私からすると、侵されざるべきもの)があるのだ。
なので、私は、私の表現行為の全てを、非常に軽いものに仕立てようと心がけている。具体的には、対象となるテーゼが社会に及ぼす影響を明らかにすることで、自由と規制の両面を焦点化し、読者をどちらにもぶれない地位へ誘引してきた。
しかし、考えてみると、私は表現行為を社会に及ぼす影響そのものとして捉えているので、社会的に有用な言説を志しながら、社会的に無意味に帰する手段を心がけていることになる。なんと救われない作業だろう。ああ、愕然。
そして、今回の村上春樹である。
社会的有用性があるか否かは、社会的価値に還元できるかどうかで決せられ
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