視覚詩についてのお勉強/ふるる
そを通して、ちっさな意味に変換してしまうという小賢しさがこのかわいらしさを生んでいるのかもなあと。
詩は言語の芸術とはあんまり思えない。詩は詩情を現していれば写真でも、物でも、絵でも、絵文字でも、音楽でも、詩だ。と思う。
(私の敬愛する詩人田中冬二は、「詩は芸術である」と言っているので悩ましいのですが)
何か果てしなく芸術に近いんですが、最後の最後で人の手でぷりっとかわいくまるめこまれてしまう、あるいはどうしても「意味」が人格みたいなものを持ってしまって、自己主張してしまう、それが詩ってものかなあと。
でもそのへん、文字と意味とか、(ソシュールは少しだけ分かった気になった)記号
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