きらきら/アマル・シャタカ
 
すべての組織が生まれ変わるこの体
わたしはわたしであってわたしではない
思い出を亡くしてしまえば失ってしまえば
生き物であったとしても わたしにはあらず

体から零れていく思い出の欠片たちを
手で拾い集めても
やがて自らの思いのすべてに押しつぶされて

崩壊していくのは 思い出なのかわたしなのか

拾いきれぬ思い出を 
今日はペンダントにして
明日は 河に流して流星に

一人行く淋しさの欠片は あのジュークボックスに投下して
たまには美しく歌われよう

あなたのために取っておいた 愛のための空間も
いつか零れていくのでしょう
めぐり会わなかった思い出として
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