尾崎喜八「山の絵本」を読む/渡邉建志
シャンパンのように澄んで爽かな、酔わせる日光。ガブリエル・フォーレの、フランシス・ジャムの秋。健康な胃の腑が火串であぶった鶫(つぐみ)の味を夢見る秋…… p.14
すごいへんな組み合わせである、フォーレのような秋、というのは、フォーレ好きの私にはよく分かる。フランシス・ジャムhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582760449/qid=1130168190/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-0077908-7493132というのはおいしそうな名前だが、詩人である。フォーレと並べられただけで、この人の詩を読んでみた
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