現代詩フォーラム短歌部第二回いちごつみ歌会/ピッピ
空) りっと
ベンキ娘ペンキ塗れぐちょぐちょ「れれれ」と呟く肢体醒めたり(ペンキ) 関根悠介
真夜中の便器のうえで唱えしはきみに不幸を届けし呪文(便器) こもん
我にとり呪文は詠唱のみならずヘッドフォンで鳴るビッグマフ(呪文) 守り手
ヘッドフォンに震う今亡き恒星の瞬きめいた音をみていた(ヘッドフォン) 汐見ハル
雨あがりかがやいている恒星のロイヤルホストの前の白バイ(恒星) ピッピ
白バイをサンダル履きで追っかけて9月6日の墓参りです(白バイ) りっと(里都 潤弥)
夕暮の銭湯の上の煙突に腰掛けてゐるサンダル揺れる(サンダル) 山田せばすちゃん
濃
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