アンパンマンのマーチ/ポロリ
れしいことだということを前提としたものである。
ここで、批判能力の無い者は、この価値基準(超自我)すなわち生きることが善で死ぬことは悪と刷り込まれる。
そして、つづく第二連で、私は目的無く生きることは嫌だ(君もそうだろう?)、と続けられ、読者に、一に生きることの肯定をアウトプットさせ、二に目的を持って生きるということに同意を求める。
ここでは、目的を持って生きることを善とし無目的に生きることを悪とする価値基準(超自我)を刷り込んでいる。
これ以降の文章も、この2つの価値基準を補完することに費やされている。「熱い心」「夢」「愛」「勇気」という概念はここでは「生きること」「目的を持つこ
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