(ほぼ私的日記)〈美術館〉『竹中英太郎記念館』 2005/08/12/白糸雅樹
 
「先に行ってて!」と叫んで駆け戻り、病院に飛び込む。都心の病院と違っておにぎりやサンドイッチの類がなかったのはあてが外れたが、せんべいが何種類かあったので一袋買い、連れを追いかける。

 と、連れが道を戻ってくるところではないか。病院の売店に行く時に、私が地図を持っていってしまっていたので、これは道を間違えたか見落としたのではなく、まっすぐ行けばいいのだと地図を見せながら主張して、どんどんと行くのだが、町名表示がチラシに記載されている所在地とは全然違う町になっている。「ごめん」と謝って引き返し、殆ど病院の近くまで戻って町名表示が記念館のある「湯村3丁目」になっているところから連れがまたもや問い
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