「陽子」さんへ (N哉さんの詩を読んでの感想文)/ベンジャミン
「陽子、詩人と付き合ってはいけないよ」
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=36052
「父さん、詩人と付き合ってしまいました」
http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=41610
N哉さんのこの二つの作品を読んで、ぼくは正直、鈍器のようなもので後頭部を殴られたような衝撃をうけました。前作「陽子、詩人と付き合ってはいけないよ」においては、父親から「陽子」へ宛てた手紙のような語り口で、必ずしも陽子本人に直接語りかけてはいないような雰囲気です。そこがまた、父親としての葛藤と思いやりが浮き立っているようでたまりません
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