小説の習作 原稿用紙八頁 #04/田中教平
またきゅっと縮んだ。
伊藤園の『おーいお茶』は2ケース頼んであった。カナの俳句が掲載されている、特別生産品だった。ダンボールの箱の中から、おーいお茶のペットボトルを一本取る。キャップを開けて、グイグイと飲む。
「あ、カナも二階に冷やしたのがある」
カナも書斎にお茶のペットボトルを持ち込んで、グイグイと飲んだ。
カナはスマートフォンを手に
「明日は買い出しについてこれる?」
と言った。よく聞き取れなかったユウスケは
「え?明日?何?」
と返すと
「だから、明日買い出しについてこれるって聞いてるのよ!」
と、カナが怒り口調で言った。
「何、怒ってるんだよ、だから、聞き取
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