小説の習作 原稿用紙八頁 #04/田中教平
い、二月中旬のアタマであった。
ユウスケは浴室に入って、温水シャワーを浴びた。シャンプー、コンディショナー、ボディソープは昨晩、風呂に入ったときに洗っていたので出番は無い。しめ、は冷水シャワーにしようかと思ったが、今日はよしておいた。
カナが洗濯を代わりにしてくれた。ユウスケと言えば「一人」に引きこもってしまった。
ユウスケは鬱っ気が出るとこういう孤独癖が出る。一階寝室にいた。夏目漱石の「こころ」の文庫本を読んでいた。急に胃の入り口あたりが痛んだ。ユウスケは驚いていたら、次に吐き気が来た。
(今日の仕事、どうすればいいんだ)
カナが寝室に来た。一人になりたいユウスケは寝ているカナを尻
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